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 山梨県南部町の中部横断自動車道富沢インターチェンジ(IC)~南部IC間(6・7キロ)が17日、開通した。

 午前10時から南部町活性化センターで開通式典があり、国や県、沿線自治体関係者や地元住民らが参加した。長崎幸太郎知事が「物流の大動脈であると共に、大規模災害時には命の道になる」とあいさつ。国交省の池田豊人道路局長が「2020年内の(南部区間の)全線開通をめざす」と話した。

 引き続き、富沢IC本線上に移動して開通セレモニーがあり、地元の4人の小学生が長崎知事らとテープカットやくす玉割り。災害時に重要な役割を担う消防車や救急車などの緊急車両を先頭に、続いて参加者の車やトラック、バスなどが通り初めをした。午後3時からは、一般車両の通行が可能になった。

 静岡県の新東名高速と山梨県の中央自動車道をつなぐ中部横断自動車道「南部区間」約74キロは、2020年内の開通をめざして工事が進む南部IC~下部温泉早川IC間(13・2キロ)を除いて、約8割の61キロが開通。国土交通省甲府河川国道事務所によると、これまで2時間以上かかっていた両県庁間の移動が、今回の開通で1時間55分ほどに短縮されるという。(小渕明洋)