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 16日に実施されたスリランカ大統領選で、選挙管理委員会は17日、ゴタバヤ・ラジャパクサ元国防次官(70)が52%を超える得票率で当選したと発表した。対立候補のサジット・プレマダサ住宅建設・文化相(52)は敗北を認めた。投票率は約80%だった。ゴタバヤ氏は中国からの投資で道路や港湾などインフラ開発を進めたマヒンダ・ラジャパクサ前大統領の弟で、再び中国への傾斜を強める可能性がある。

 国民には中国への過度な依存への懸念があるものの、「中国マネーなくして成長はない」との思いも根強い。4月に250人以上が死亡した連続爆破テロ事件が起きたこともあり、選挙戦では対中関係よりも治安対策が争点となった。

 国防次官も務めたゴタバヤ氏は強い指導者像を打ち出して、イスラム過激派への監視強化をアピール。4月の事件で事前にテロの危険についての情報を得ながら防げなかった政府への批判の受け皿となった。

 ゴタバヤ氏は中国に接近した前…

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