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 南米ボリビアで不正選挙疑惑からモラレス大統領が亡命し、野党の上院副議長が暫定大統領に就任したことを受け、モラレス氏支持者らと治安部隊による衝突が相次いでいる。米州人権委員会によると、15日以降、少なくとも9人が死亡。大統領選があった先月20日以降、死者が計23人、けが人は715人にのぼり、混乱が拡大している。

 衝突は、モラレス氏の支持基盤の中部コチャバンバで起きた。同国ではモラレス氏のメキシコへの亡命後、上院副議長だったヘアニネ・アニェス氏が12日に暫定大統領に就任。しかし、「クーデターだ」などと訴えるモラレス氏の支持者らがアニェス氏の退陣とモラレス氏の復帰を求め抗議を続け、治安部隊との衝突に発展している。

 先住民団体などは15日だけで「15人以上が殺された」とも主張している。国連人権高等弁務官事務所は、治安部隊による鎮圧が「弾圧的だ」と懸念を表明した。モラレス氏派と治安部隊の衝突は、中心都市ラパスなどでも起きている。

 メキシコに亡命したモラレス氏…

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