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 不正選挙疑惑に端を発してエボ・モラレス大統領が亡命した南米ボリビアで、抗議が広がっている。警官隊との衝突で死者も出た。抗議の主体は、大統領が亡命に追い込まれたことを「クーデター」だと訴えるモラレス派だが、反モラレス派も支持をしている。背景にあるのは、長年にわたって続いてきた差別や、二つの旗をめぐる歴史だ。

 「警察のバカども、ウィパラを尊重しろ」。15日午後、ボリビアの事実上の首都ラパス中心部に集まった数万人の先住民や先住民系が、こんなシュプレヒコールを叫んでデモ行進した。人々の手には、虹の7色が縦横7列ずつ並べられた旗「ウィパラ」が握られていた。

 ボリビア国旗は赤、黄、緑の三色旗。スペインから独立した19世紀から使われてきた。一方、ウィパラは歴史的な起源ははっきりしないが、アンデス地域に住む先住民が長くシンボルとしてきた。初めて先住民出身の大統領になったモラレス氏が2009年、国旗と同等に扱うことを決め、政府機関や軍、警察などで掲げられ、制服などにもつけられるようになった。

 抗議デモの参加者の多くは、モ…

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