桜を見る会前夜祭の領収書、首相「ない」 明細書も否定

桜を見る会

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 国の予算を使って首相が毎春開催する「桜を見る会」に安倍晋三首相の地元有権者が多数参加していた問題で、首相は18日午前、首相官邸で記者団の取材に応じ、同会前日に開催した夕食会に関する領収書や明細書はないと説明した。また、夕食会の出席者が約800人だったと明かした。

 首相はこれまで、夕食会では自らの事務所や後援会に収入、支出は一切発生していないと説明。「政治資金規正法上の違反には全く当たらない」としていた。この日は記者団から証拠となる領収書などの存在を問われ、「(事務所は)領収書を発行していないし、受け取りもないということだ」と述べた。かかった経費などを示した明細書もないとした。

 夕食会は「安倍晋三後援会 桜を見る会前夜祭」などとして例年、同会の前夜に行っている。首相は夕食会の参加者数を約800人と説明した。菅義偉官房長官は同日午前の会見で「(約800人参加の夕食会は)今年のことではないか」と話した。

 また、首相は「国会から求められれば、説明責任を果たすのは当然だろう」と語っていることについて、自民党総裁として党側に自らが国会で説明する場を設けるよう指示するかを問われたが、「国会対応は党にすべてをお任せしている」と述べるにとどめた。