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 全盲のピアニスト梯剛之(かけはし・たけし)さん(42)が和歌山県湯浅町民体育館(同町湯浅)で18日、演奏会を開いた。人権教育の一環として、湯浅小学校の全校児童や保護者、地域住民ら約510人が集まり、ベートーベンの「エリーゼのために」など全6曲に耳を傾けた。

 梯さんはがんによって生後1カ月で失明するも音楽家の両親の影響で幼少期からピアノで遊んでいた。4歳からピアノを習い始め、小学校卒業後はウィーン国立音楽大学準備科に入学。その後、国際的なコンクールで受賞するなど活躍している。

 梯さんはこの日、ベートーベンら作曲家のエピソードや約20年間住んでいたウィーンの話などを披露。「『ミ』はみかんの『ミ』」など会場を和ます場面もあった。

 演奏を終えると、児童が「世界…

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