[PR]

 日本の探査機「はやぶさ2」が約1年半の探査を終え、約2億5千万キロ離れた小惑星リュウグウから帰還の途についた。2回の着陸に成功するなど「前人未到」の成果をあげた。採取したとみられる砂や石は、来年末に地球に届く。

「骨の髄までしゃぶり尽くす探査」

 最後の任務は、いびつな形の小惑星の重力を調べるため、小型ロボをリュウグウを回る軌道に投入することだった。10月3日、無事に成功させると、担当した宇宙航空研究開発機構(JAXA)の研究開発員、吉川健人さんは「リュウグウを骨の髄までしゃぶり尽くす探査ができた」と胸をはった。

 はやぶさ2は2014年12月に地球を出発。18年6月にリュウグウに到着し、探査を続けた。幾多のトラブルを乗り越えて小惑星の物質を初めて持ち帰った初代はやぶさの経験を生かして技術を磨き、数々の任務で成功を重ねた。

 まず18年9月、小型ロボ2台をリュウグウに投下した。2台は地表を跳ね、でこぼこした地表の写真約600枚を撮影した。移動できるロボを小惑星に降り立たせたのは初めて。初代はやぶさは失敗しており、リベンジを果たした形となった。

 上空から続けた観測もうまくいった。地表に太古の水成分がわずかに存在すること、内部は岩石のかけらが集まったスカスカな状態であること、そろばんの「たま」のような形は自転の影響で変形したという成り立ちなどが明らかになった。

 最難関は着陸だった。地表が岩…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら