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 台風19号で浸水した郡山中央工業団地にあり、工場などが大きな被害を受けた米こうじ製品の老舗「宝来屋本店」(郡山市田村町金屋)が、今月中旬から一部で製造を再開した。輸出先のハンガリーに向けて商品も出荷。需要の高まる年末年始に向け、月内の完全復旧を目指している。

 18日、宝来屋本店でハンガリー向けのみそやしょうゆ、甘酒など6商品を詰めた段ボール箱約70ケースがトラックに積み込まれた。復旧後につくられた商品で、柳沼広呂人社長(44)らが見守る中、トラックは神戸港に向け出発した。

 郡山市とハンガリーはコイの食用文化が共通しており、2020年東京五輪・パラリンピックでは市がハンガリーのホストタウンになっている。19日には市内で合宿中のハンガリー代表の水泳選手らに、岩瀬農業高の生徒が試作したコイ料理の試食会が開かれるなど交流を深めている。

 同社は、昨年度から市とジェト…

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