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 相手に気づかれずに睡眠薬を飲ませ、抵抗できなくさせて性暴力に及ぶ――。性暴力に悪用される薬は「デートレイプドラッグ」と呼ばれ、事件は絶えない。被害に遭った女性が、死の恐怖を感じた体験を証言した。(永野真奈)

 「元気?」

 8月26日正午ごろ、大阪府貝塚市の府営住宅の一室。女性(28)はかつて交際していた彼氏の兄の自宅を訪ねた。知り合って10年。男(33)は5年前に事故に遭って全身に障害が残り、右手が少し動かせるが普段は寝たきり。女性は男を「お兄ちゃん」と呼んで、たまに様子を見に訪ねていた。ただ、最近は会っていなかった。

 介護ヘルパーが日常的に訪れ、この日はヘルパーの男性を交えて3人でお酒を飲みながら、たわいもない会話を楽しんだ。

 「俺のオリジナルカクテル、飲む?」。男はヘルパーに「グレープフルーツジュースとチューハイを半々で混ぜて」と頼んだ。グレープフルーツは苦手だったが、せっかくの勧めを断る理由もなく、「うん」と答えた。

 出てきた「カクテル」は黒いタ…

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