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 浜松市教育委員会は18日、教員の不祥事が相次いでいる問題を受け臨時の校長会議と研修会を開き、綱紀粛正と再発防止を呼びかけた。研修会では、「教職員のSNS利用に関するガイドライン」を提示。「児童生徒・保護者との個人的なやりとりは原則禁止」などと規定した。

 ガイドラインでは「個人のスマートフォンは職員室等で管理し、児童生徒の活動場所には持っていかない」「児童生徒の個人情報やそれにつながる情報を投稿しない」など6項目を定め、遵守(じゅんしゅ)を求めている。

 同市では、男性教諭が女子生徒にSNSで「好き」「会いたい」などのメッセージを頻繁に送信するなどして停職になったほか、スマホの撮影機能を使って学校トイレ内を撮影したり、商業施設のエスカレーターで女性のスカート内を盗撮したりして免職者も出ており、8月からの懲戒処分は5件にのぼっている。

 同教委教職員課は「春以来、SNSを使っての情報発信でいくつかの問題が起き、注意喚起を込めてガイドラインをつくった」と話している。

 校長会議には市立小中高校の142人が出席。花井和徳教育長は「浜松の学校は疑念を持たれているということをしっかり自覚し、職員にも伝えてほしい。その上で信頼と期待を取り戻す努力をしてほしい」と呼びかけた。(菅尾保)