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 埼玉県深谷市は同市出身の実業家で、2024年発行の新1万円札肖像に採用され、21年のNHK大河ドラマの主人公にもなる渋沢栄一に関する施策すべてを統括する、その名もずばり「渋沢栄一政策推進部」を来春に発足させる。設置に必要な条例案を12月議会に提出すると18日発表した。

 今年4月に新1万円札の肖像に栄一が決まってから栄一人気が急上昇、市教育委員会に属する渋沢栄一記念館の来館者が急増している。さらに顕彰活動を強化するなかで、関連自治体などとの総合調整や栄一アンドロイド制作など、新たな仕事も増えてきた。これらは秘書室で対応している。

 21年に大河ドラマが始まるとPR用の大河ドラマ館を製作・運営する必要に迫られる。そこで記念館も含め栄一に関する業務すべてを統括する部署を作ることにした。小島進市長は「一過性のブームに終わらせないための仕掛け」と説明した。(坂井俊彦)