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 漫画家の松本零士さん(81)と交流を続ける愛媛県大洲市新谷地区の住民団体が、松本さんの作品をテーマに公募したイラストを使って来年のカレンダーを作った。松本さんがイタリア滞在中に一時体調を崩したと伝わる中、快復への願いも込める。

 「新谷一万石まちおこしの会」(大塚弘一会長、約20人)。新谷地区は松本さんの母の出身地で、松本さんも戦中戦後に疎開。友人たちとウナギや昆虫を捕って過ごした新谷の体験は自伝的漫画「昆虫国漂流記」で描く。新谷で見た蒸気機関車や線路の光景が代表作「銀河鉄道999」のイメージにつながり、「銀河鉄道の聖地」とされる。

 まちおこしの会は、松本さんとの縁を地域の活性化につなげようと、2013年に住民有志で結成。松本さんの作品をテーマにイラストを公募したり、毎年のように松本さんを招いて食事会を開いたりして交流を続けている。

 カレンダーの作成は昨年から始めた。今年は「銀河鉄道999」「宇宙海賊キャプテンハーロック」を題材にイラストを公募。県内外の子どもから大人まで65点が集まり、松本さんが審査して選んだ入賞作12点をカレンダーに使った。大賞に選ばれ、1月のページを飾る向井陽菜さん(大洲北中)の「スタートレイン」は、999の主人公たちが宇宙空間で楽しそうに笑う様子が描かれている。

 入賞作の表彰式を11月17日…

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