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 首相の公的行事「桜を見る会」の前日に安倍晋三首相の後援会が地元有権者ら向けに開いた夕食会をめぐり、首相が15日に続けて18日も記者団への説明を続けた。会費の取り扱いに問題はなかったと強調するが、領収書の処理や開催経費の明細書がないなど多くの疑問が残る。国会で説明する姿勢も示さないままだ。

 「(夕食会の)食事代について安倍事務所にも後援会にも入金はありませんので、領収書を発行してもいない」。18日朝、記者団の質問に首相はこう強調した。夕食会の問題で首相が記者団の取材に応じたのは15日に続き3回目だ。普段は取材に答えても一言二言のやりとりで終えることが多い首相だが、連日にわたる多数回のやりとりは珍しい。ただ、18日夜は質問を投げかける記者団に「お疲れさま」と声をかけただけで、足早に官邸を立ち去った。

 朝日新聞の取材では、2018と19年の夕食会は、「桜を見る会」を含む観光ツアーの一環として、首相の事務所名で地元有権者らに案内文書が送られていた。18年に「ホテルニューオータニ」で開いた立食の夕食会の会費は1人5千円。朝日新聞が入手したホテル名義の「領収証」は宛名がなく、摘要には「お食事代」とあった。支払いを証明する同ホテルの領収印も押されていた。同ホテルのホームページによると現在、立食は「1人1万1千円から」となっている。

 夕食会費用について首相はこれまで、会場受付で事務所職員が集金し、ホテル名義の「領収証」をその場で手渡したと説明。自らの事務所や後援会に収入、支出は一切発生していないと主張している。また、夕食会経費の総額を示す明細書についても18日、「事務所に確認したが、ないということだった」と語った。

 一方、ツアーを企画した旅行会社も、夕食会の開催や費用について「関与していない」と朝日新聞の取材に答えている。

 政治資金規正法によると、政治…

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