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 23日に来日するローマ・カトリック教会のフランシスコ法王が18日、ビデオメッセージを発表した。訪問を予定する被爆地の広島、長崎を念頭に、「人類の歴史で核兵器が二度と使われることのないよう、皆さんと祈る。核兵器の使用は倫理に反する」と訴えた。

 法王は他国を訪問する際、出発前にメッセージを出すことを慣例にしている。この日公表されたメッセージは約3分間で、日本のカトリック中央協議会のサイトに掲載された。

 法王は「すべての人の価値と尊厳を守ることは、今日の世界が直面している武力紛争がもたらす脅威に対し、重要な意味を持つ」と指摘。「平和は美しいもので、それが真実の平和なら、あらゆる手を尽くして守ろう」と訴えた。

 法王は19日夜(日本時間20日未明)にローマを出発し、アジア外遊で最初の訪問地のタイに向かう。(ローマ=河原田慎一)