【動画】巨大な岩、真っ赤な紅葉と多宝塔が、夜のライトアップで浮かび上がる=筒井次郎撮影
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 巨大な岩と真っ赤な紅葉、背後にそびえる多宝塔。石山寺(大津市石山寺1丁目)を象徴するこの景色を見た参拝者から、しばしば感嘆の声があがる。この岩が寺の名の由来になった。地質学では「硅灰石(けいかいせき)」と呼ばれる。

 ライトアップされる夜の美しさはさらに際立つ。多宝塔の真上に向かって光線が伸びる演出も幻想的だ。

 ライトアップは「あたら夜(よ)もみじ」と名付けられ、今年で5年目となった。「可惜(あたら)夜(よ)」は「明けてしまうのが惜しい夜」の意味。万葉集にもある言葉だ。

 境内の紅葉は1千本以上。寺の責任役員、鷲尾龍華(りゅうげ)さん(32)は「色とりどりの昼の紅葉、幻想的な夜の紅葉。どちらも堪能していただけます」と話す。(筒井次郎)

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 メモ 京阪石山寺駅から徒歩10分。昼は入山午前8時~午後4時、夜は同5時半~8時半で各600円。セット券1千円。問い合わせは石山観光協会(077・537・1105)へ。