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 首相主催で毎年4月に開催されてきた「桜を見る会」について、加藤勝信厚生労働相は19日午前の閣議後記者会見で、同省が作成した出席者の「推薦名簿」は、内部規則に基づいて10年間保存していると説明した。内閣府から示された基準に基づき、2018年は182人、19年は168人を推薦したという。

 政府は「桜を見る会」について、各省庁がつくった推薦名簿をもとに、内閣官房と内閣府が「招待名簿」を取りまとめてきたと説明している。内閣府は、招待名簿の保存期間は1年未満だとし、今年の紙の名簿はすでに廃棄したとする。省庁によって、関係文書の保存期間に大きなばらつきがあることが明らかになった。

 加藤氏は今年9月に厚労相に再び就任したが、前回務めた17~18年に政務三役による推薦枠があったかについては、「そういうことはない。私も大臣として(推薦者を)挙げていることはない」とした。