天皇、皇后両陛下は22日、三重県伊勢市の伊勢神宮の外宮を訪れ、即位の礼や大嘗祭(だいじょうさい)を終えたことを報告する「親謁(しんえつ)の儀」を執り行った。参拝に向かう参道では、皇后さまは今月10日のパレード「祝賀御列(おんれつ)の儀」で使ったオープンカーを使う予定だったが、雨のため、通常の車を使った。天皇陛下は幌付きの馬車で移動した。

 天皇陛下は、即位を国内外に宣言した「即位礼正殿(せいでん)の儀」で身にまとった「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」と呼ばれる束帯姿。馬車で板垣南御門前まで移動した。馬車から降りた後は、「三種の神器」の剣とまが玉を持った侍従に先導され、正殿(しょうでん)へ向かった。

 陛下の頭上には、14、15日の「大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀」で使われた、鳳凰(ほうおう)の飾りが付いた菅の葉で編まれたかさが侍従によって差し掛けられた。皇后雅子さまは十二単(ひとえ)で儀式に臨んだ。馬のアレルギーがあるため、オープンカーを使う予定だったが、雨天のため使用しなかった。

 両陛下は21~23日の日程で三重県を訪問。23日には伊勢神宮の内宮に参拝する。(長谷文)