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 スポーツを「負」の面からも見つめる映画祭が、日本大学芸術学部映画学科の学生によって12月に催される。テーマは「スポーツの光と影」。ある決意が込められている。「同じ日大生として、あのタックル問題から目を背けない」。若者たちの問題意識は来年の東京五輪・パラリンピックにも向けられる。

 映画祭は古賀太教授(映画史)のゼミで映画ビジネスを学ぶ3年生16人が企画。12月13~19日に東京都渋谷区で開かれる。一昨年は「天皇」、昨年は「朝鮮半島と私たち」など毎年、時事や社会性を意識したテーマを設定してきた。

 今年はスポーツの娯楽性を表した「花形選手」(1937年)、体罰の正当化を描く「スパルタの海」(83年)、ドーピング問題と向き合った「疑惑のチャンピオン」(2016年)などを上映する。

 きっかけは昨年5月、日大アメリカンフットボール部の選手が関西学院大の選手に悪質なタックルをしてけがをさせ、同部が今年3月まで公式試合への出場停止となった問題だった。

 選手を追い詰める指導が社会問…

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