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 美容技術の習得により、車いすを使用する障がい者への就労支援をと、大阪の一般社団法人「パラリンビューティ」が、東京都内で専門のネイリスト養成スクール開設の準備を進めている。

 美容師や理容師など美容関連の仕事は立ち仕事が多いが、ネイリストの仕事は座ったままでもでき、技術を磨くことで職業とすることが可能だ。来年の東京パラリンピックを「追い風」に、世界中から集うパラリンピアンへの施術も目標にしている。

 今月16日、愛知県常滑市で開かれた「第39回全国障害者技能競技大会」(通称アビリンピック)に宮下紅海(くみ)さん(19)と藤本侑奈(ゆうな)さん(24)の2人が同法人から推薦され出場した。ネイル競技は今年からの新設だ。東京代表の宮下さんは二分脊椎(せきつい)内反足(ないはんそく)両股関節脱臼で、兵庫代表の藤本さんは脳性まひのため、車いすを使っている。

 競技は、爪の長さや表面を整え、カラーを塗る「ベーシックマニキュア」と、爪の形をしたチップに彩色やデコレーションを施す「ネイルアート」の2課題。極細の筆やピンセットを駆使する緊張感の中、各地から選抜された6人の出場者で腕を競った。

 競技終了後、宮下さんは「疲れ…

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