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 台風19号の浸水被害で損傷した歴史的資料の救出作業を、県内の専門家たちが進めている。一般的に知られていない個人所蔵の資料も多く、ぬれた古い資料をごみに捨てないように呼びかけている。

 旧奥州街道の宿場町・那須町芦野地区。奈良川が氾濫(はんらん)し、一帯に水があふれ出た。那須歴史探訪館学芸員の作間亮哉さん(26)は「ごみと一緒に歴史的資料が捨てられてしまうかもしれない」と危機感を抱き、連日、町内の災害ごみの集積場に通った。

 茨城大大学院出身の作間さんは、東日本大震災を機に発足した「茨城史料ネット」に参加。2015年の関東東北豪雨でも被災地の資料救出に携わった。

 旧家の蔵や家屋には古い文書や…

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