田中美保、橋田正城
来年夏の五輪期間中、首都圏では宿泊需要の急増とホテル不足が見込まれる。
中央大学の鳥海重喜准教授(社会システム工学)の2015年の推計では、1都3県の宿泊施設の収容人数は1日約38万人。これに対し、外国人の五輪観戦客が3連泊した場合、ピーク時に1日約35万人が宿泊することになる。
ほかに日本人客や大会関係者の宿泊者も多く、既存施設ではまかないきれないおそれがあるという。足元ではホテルの開業ラッシュが続くが、外国人客も急増しており、鳥海さんは「見通しは変わらないだろう」と指摘する。
来年8月に都内で最大1万37…
残り:748文字/全文:993文字
980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら
トップニュース
速報・新着ニュース
あわせて読みたい
PR注目情報