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 国際オリンピック委員会(IOC)の最上位(TOP)スポンサーになった民泊情報サイト大手「Airbnb(エアビーアンドビー)」の日本法人が19日、来年の東京五輪・パラリンピックに向けた取り組みを公表した。利用者の増加が見込まれる民泊事業を強化するほか、五輪選手らと交流できる体験型イベントも本格的に始める。

 エアビーには世界で700万件以上、国内で今月時点で約9万件の宿泊可能物件が登録されている。東京五輪では「イベント民泊」を主に推進する。イベント中に宿泊施設が足りない場合、地元自治体の要請などで、住民が自宅を旅行者に貸し出す仕組みだ。

 短期間で急増する宿泊需要に対応するための例外的な制度で、今年秋のラグビーW杯では岩手県釜石市や熊本県、大分県など5地域で実施。エアビーの利用者は37万人に達した。田辺泰之代表取締役は「五輪期間中の一時的な宿泊施設の需給逼迫(ひっぱく)に応えたい。ホームシェアリングのために多くの自治体と手を組み、健全なツーリズムに寄与したい」と話した。

 来年夏をめどに、一般人がアスリートと競技を体験できるサービスも本格化させる。選手の収入確保や引退後のキャリア支援にもつなげたい考えだ。