指定暴力団・工藤会トップの総裁野村悟被告(73)とナンバー2の会長田上不美夫被告(63)が四つの市民襲撃事件で殺人罪などに問われた裁判は、福岡地裁で19日、第6回公判があった。前回に続いて、元漁協組合長射殺事件が審理され、元組合長の息子がビデオリンク方式で証言した。
元組合長(当時70)は1998年2月、北九州市小倉北区の路上で頭や胸などを撃たれて死亡した。実行役の組員の有罪判決がすでに確定している。
この日の公判は、弁護側の証人尋問があった。弁護側は、元組合長の息子に、田上被告と事件後に電話で話した内容について質問。息子の手帳には、田上被告が息子を気遣うような発言として、会話の冒頭に「線香も上げに行けないで、すみません」と言ったとの記述があると指摘した。息子は「書いてあるならそうかもしれない」と述べた。
事件について「両被告が指示し…
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朝日新聞社会部