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 大雨で増水した水路に転落しておぼれた男子高校生を救助したとして、山形市は19日、同市内の会社員2人に表彰状を贈った。高校生は救助時に意識を失っており、2人は助けた後も懸命に声をかけつづけた。

 2人は、保科馨(けい)さん(36)と安達聖澄(みすみ)さん(36)。7月24日午後7時45分ごろ、安達さん運転の車で山形市銅町1丁目を通りかかった際、道路脇の人影が突然消えたのに気付いた。同乗していた保科さんが駆けつけると、深さ1メートルほどの水路で手だけが水面から出た状態だった。「やばい、やばい」。高校生は服やリュックがぬれて重くなっていたが、腰まで水につかりながら2人がかりで夢中で引き上げた。

 高校生は当初、呼びかけに反応しなかったが、「大丈夫か」と声をかけているうちに口から水を吐き出して意識を取り戻した。その後も、救急隊が到着するまで意識が遠のかないように「名前は」「年齢は」などと話しかけ続けたという。

 19日に山形市役所であった表…

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