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 安倍晋三首相の在職期間が歴代最長になる前の19日、将来の「ポスト安倍」候補に名前が挙がる面々が定例会見で一様に長期政権を評価し、次世代を担う意欲や課題を語った。

 ポスト安倍に名乗りを上げる岸田文雄・自民党政調会長は記者会見で「難しい選挙に勝利したことが大きなエネルギーとなった」と分析。最近の閣僚辞任には「おごり高ぶりではないかと言われる点も多くあった」と戒め、次期政権の課題として「新鮮な気分、雰囲気を作っていくことが大事だ」と述べた。

 小泉進次郎環境相は閣議後の会見で「短期政権が連発した時代に比べてメリットは大きい」と政権の安定ぶりを評価。次期政権については「誰でも苦労する。私の父が5年5カ月首相を務めた後で、様々な苦労をされた首相自身も感じられたことではないか」と語った。

 河野太郎防衛相は「国際会議の場でも首相はベテランの域。発言に重きが置かれるようになった」と海外での存在感を評価。次期総裁選への意欲を問われると「まずは自分の仕事をやる」と述べるにとどめた。

 茂木敏充外相は第2次政権で自らが歴任した要職を挙げ、「安定した政権のもとで様々な政策課題に取り組み、着実に結果を出してきた」と自賛。ポスト安倍については「リーダーシップを発揮して成果を出す人物」と述べた。

 首相側近の加藤勝信厚生労働相は「ポスト安倍」への意欲を問われ、「私自身も高みを目指していくと言ってきた。いま与えられた職責に全力を尽くしていきたい」と語った。(西村圭史)