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三菱ケミカルホールディングス 越智仁社長に聞く

 米中貿易摩擦の悪影響から、化学各社の業績は低迷している。そのなかで三菱ケミカルホールディングスは、傘下の田辺三菱製薬を完全子会社化する。製薬分野にも力を入れる理由を越智仁社長に聞いた。

 時代の移り変わりがあまりにもはやく、化学だけで本当に生き残れるのかと危機感を持っていました。たくさんの事業を持つことで資本効率が悪くなる、と言う人もいますが、私はそういうことはないと考えます。化学でも製薬でも、利益が出る事業を持ち、かつ他社にはない事業も持つというのが一番安定するのではないでしょうか。

 製薬会社は今まで、さまざまな分野の薬を幅広くそろえていました。国内外の巨大製薬会社はそれでもやっていけますが、田辺三菱のような中堅や、小さな製薬会社には難しい。研究開発費が膨大になりすぎているからです。

 田辺三菱の完全子会社化で、我々はこれから、「ブロックバスター」と呼ばれる年間売上高が1千億円を超す大型新薬の開発をねらうよりも、自己免疫疾患や神経系疾患といった得意の「ニッチ」な分野で収益を上げていく方がベターだと考えています。

 一方で最近、70歳まで働ける…

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