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 今年、日本列島各地を台風や豪雨が襲い、避難所に行ったという人も多かった。そうしたなか、ある避難所には介護施設の入居者らが身を寄せていたが、多くのスペースを占めたことで、後から避難した人の一部は入ることができなかった。責任を感じた施設側がとった行動とは――。

 7月3日朝。数日降り続いた雨は弱まっていた。

 鹿児島市北部にある指定避難所のコミュニティーセンターには2日前から、近くの介護施設の入居者17人と付き添いの職員7人の計24人が避難していた。大半が90代で認知症がある。歩けず、要介護度も高い。施設から持ってきた布団に横になっていた。

 午前9時半すぎ。「ただちに避難してください――」。センターそばの有線放送が避難指示が出たことを告げた。対象は、市内全域の約59万人にのぼった。

 まもなく地元の住民らが避難を始めた。介護職員らは「申し訳ありません」と言いながら、入居者の布団の間隔を詰めた。落ち着かない様子の入居者に「大丈夫ですよ」と何度も声をかけた。

 午後2時。入居者を含めた避難…

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