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 インターネットで検索などのポータルサイト「Yahoo!JAPAN(ヤフージャパン)」を展開するヤフーの親会社Zホールディングス(HD)とLINE(ライン)の経営統合。日本のネット史にも残る大ニュースとあって、両社の社長が会見した翌日、新聞各紙の朝刊はこのニュースを1面で報じ、テレビでも大きく伝えられた。しかしネットで多く読まれる「ヤフーニュース」と「LINEニュース」では目立つ扱いにはならず、ネット上でそれをいぶかる声も出た。なぜそんなことになったのか。

2社で月間270億PV

 ヤフーニュースは、検索など様々なコンテンツがあるポータルサイト「Yahoo!JAPAN」の一部だ。新聞社やネットメディアなど500以上の媒体の記事を1日に6千本掲載している。すべての記事は「速報」として配信され、そのうちヤフーニュースの編集部が「トピックス」として見出しを付けた記事が、ページの目立つ場所に置かれる。トピックスで扱われるかどうかでそのニュースの認知度は大きく変わるとされる。

 LINEニュースは、メッセージアプリのLINEの機能の一つ。800以上の媒体と提携し、1日8千本の記事を配信する。登録ユーザーには大きなニュースを「号外」としてスマートフォン上に「プッシュ通知」する機能もあり、登録数は3000万を超える。

 これとは別に、メディア各社がLINEで自身の公式アカウントを通じ、自社で選んだ記事を登録ユーザーに届ける「アカウントメディア」も300以上ある。

 ネットでの閲覧数を示す「ページビュー」(PV)は、ヤフーニュースが月間150億PV、LINEニュースは月間120億PV。新聞各社のニュースサイトの月間PV数は、日経新聞の「日経電子版」が2億6400万PV、「朝日新聞デジタル」が2億5100万PV、産経新聞の「産経ニュース」は1億2600万PV、毎日新聞は1億2000万PV、「読売新聞オンライン」は8232万PV。これらと比べても、ヤフーニュースやLINEニュースのネット上での影響力は非常に大きい。

統合のニュースの扱いは

 今回の経営統合のマスコミでの扱いは、新聞はそろって1面、テレビもトップニュースで、大きな差はみられなかった。大手マスコミのニュースサイトでも、発表会見があった後の18日夜は、サイトのトップの目立つ場所に置かれるケースが目立った。

 ではヤフーニュースとLINEニュースではどうだったのか。

 ヤフーニュースでは、マスコミ各社から統合に関する記事の配信はあり、サイト内で読むことはできた。しかし、その記事は「トピックス」には置かれず、目立つ場所には表示されなかった。

 ただヤフーはポータルサイトの…

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