【動画】あらゆる列車に対応可能 JR西が次世代ホームドアを試作=金居達朗、古田寛也撮影
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 JR西日本は、駅のホームの安全性を高める新型のホームドアを開発している。JRと私鉄の列車が乗り入れる「なにわ筋線」の開業を見越して、ドアの数や位置が異なる様々な列車に対応できる仕組みの実用化を目指す。

 新しい方式は列車が到着すると、天井からつり下げられた扉が、障子やふすまのように左右に動いて開く。従来方式のように扉を支えるための壁が邪魔にならず、開口部の幅を自由に調節できる。

 JR西の子会社と制御機械メーカーが共同で開発している。南海電鉄がJR北梅田駅に乗り入れる「なにわ筋線」の「北梅田駅」(仮称。2023年春開業予定)への設置を計画している。

 同駅は多くの利用客が見込まれ、乗客が転落したり列車と接触したりする事故を防ぐための対策が必要となる可能性が高い。JRと南海のほか、阪急電鉄とも接続する構想があり、多様な列車の種類に対応できる新型に期待がかかる。来島(きじま)達夫社長は20日の定例会見で、「課題はまだ残っているが優れもの。実現に向けて挑戦したい」と話した。(古田寛也)