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 香港政府に抗議するデモ隊を警察隊が包囲している香港理工大学では20日朝も、数十人とみられる若者が立てこもりを続けた。19日夜以降、投降する若者が相次いだほか、一部は学外へ脱出を図って警察に拘束されるなどし、規模は縮小した。香港メディアが伝えた。

 一方、同大の周辺で17日夜に拘束された日本人の大学生(21)は19日深夜に釈放された。

 香港警察によると、立てこもっていた若者のうち800人近くが19日深夜までに投降の呼びかけに応じ、現場で拘束されるなどした。うち300人近くが18歳未満の中高生だとしている。また、キャンパスから脱出を試みた約10人も拘束された。警察は大学の包囲を続け、デモの完全な制圧をめざす構えだ。

 香港メディアは、立てこもりを続けている若者らは刑事責任の追及を警戒し、投降を拒否していると伝えている。中高生も含まれているという。

 在香港日本総領事館や現地報道によると、19日深夜に釈放された日本人男性は香港に旅行で訪れた大学生で、香港理工大の衝突を見に行った際に拘束されたという。(香港=益満雄一郎)