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 日本高校野球連盟が今年4月に設けた「投手の障害予防に関する有識者会議」は20日、1人当たり1週間で計500球の総投球数制限などを盛り込んだ答申を日本高野連に提出した。明治神宮野球大会が開かれている神宮球場(東京都)で、座長の中島隆信・慶応大商学部教授が日本高野連の八田英二会長に手渡した。中島座長は「学生野球全体の障害予防を重点的に考えていただきたい」と述べた。

 4回にわたる会合では、球児の障害予防について多角的に議論してきた。答申では、試行期間を3年とした投球数制限のほかに、連投を防ぐために3連戦がないような試合日程の設定を求めたり、週1日以上の完全休養日の導入や積極的な複数投手の育成を促したりしている。

 日本高野連は29日に理事会を開き、答申について議論する。八田会長は「(投球数制限の運用は)来春の選抜大会からという指摘もいただいた。スピード感をもって審議させていただく」と話した。