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 酒蔵が所蔵する美術品と山梨県の日本酒の魅力を伝えようと、15日から山梨県南アルプス市立美術館で開かれる企画展「山梨の日本酒展 酒とアート 神聖なる協演」で、開催費の一部をふるさと納税を通じて募る「ガバメントクラウドファンディング」(GCF)を市が始めた。

 市政策推進課によると、目標は100万円で13日まで。ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」で受け付け、美術品の掛け軸などを入れる展示ケースの購入費に充てる。返礼品は市内の酒蔵の日本酒と、美術館の招待券か企画展の図録を予定している。

 企画展は美術館と県酒造組合などが主催する。展示品には、歌人与謝野晶子・鉄幹夫妻が1933(昭和8)年、萬屋醸造店(富士川町)を訪れた際に詠んだ歌の掛け軸もある。酒造りの道具や歴史を紹介するほか、県酒造組合に加盟する13の酒蔵のブースを設ける。

 美術館の担当者は「山梨県にはワインだけでなく、魅力的な日本酒も多いことを伝えたい」と話す。

 企画展は来年2月2日まで。期間中はオリジナルの酒升作りや酒蔵による試飲会、即売会、落語などのイベントがある。(田中正一)