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 熊須健一さん(72)は「熊須碁盤店」(宮崎県綾町南俣)で50年以上にわたり、手作業で囲碁・将棋盤を作り続ける全国でも数少ない盤師。卓越した技能を持つ人を国が表彰する「現代の名工」に、宮崎県内から7年ぶりに選ばれた。

 カヤの木の産地、綾町で生まれた。碁盤の原料となる木を製材する父の仕事を見て育ち、「自分は作り手のプロになろう」と碁盤職人を志した。20歳の頃に東京の職人に弟子入り。約2年の修業を経て、町に戻って盤作りを始めた。

 「これは5年、10年では一人前にはなれない」。職人を志してから約50年、一心不乱に盤と向き合ってきた。「名棋士たちがAIに負けてしまう時代。職人はまだまだ人間だ、というところを見せたい」。機械を使う工場が増えた時代だからこそ、手作業でしか出せない技術にこだわっている。

 カヤの原木を盤状に切り出すと…

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