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 日本ケンタッキー・フライド・チキン(日本KFC)は今月から、地域の子どもに無料や低料金で食事を出す「子ども食堂」に調理済みのチキンを無償で提供する取り組みを始めた。調理済み食材の提供は大手外食チェーンで初めてという。

 横浜市内の伊勢佐木町店で残った「オリジナルチキン」や「骨なしケンタッキー」を冷凍して保管。「NPO法人 フードバンク横浜」(横浜市)の依頼に応じて寄贈し、その物流拠点から子ども食堂へ届けられる。

 子ども食堂では食べやすさを考慮してチキンの骨を外すなどして使う。19日には横浜市内の子ども食堂に届けられ、100食分のチキンカレーとして提供された。日本KFCとしては、地域に貢献するとともに、食べられるのに捨てられる食品ロスを減らすねらいがある。今後も地域のNPOなどと連携を進めるという。

 KFCを世界展開する米外食大手ヤム・ブランズは1990年代から残った食品をほしい人に提供する「フードシェアリング」の取り組みを始め、カナダやイギリスを中心に広がっているという。今回はその事例も参考に取り組んだという。(長橋亮文)