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 京都府笠置町の笠置音頭に合わせて、足腰が弱った人も座ったまま取り組める健康体操が出来上がり、11月21日に町内の高齢者らが取り組んだ。

 踊りを通じて地域の支援をしたいと思っていた日本舞踊「春乃流」家元の春乃櫻香さん(53)が考案した。笠置音頭は本来、立ってやぐらを回りながら踊るが、座ったままで踊れるようにし、舞扇を使うなど日舞の要素を採り入れた。春乃さんは「扇を持って腕を上げることで血流が良くなり、振りを覚えることで脳の刺激になる」と話す。

 この日は町の介護予防教室「おたっしゃくらぶ」の18人が、春乃さんから舞扇の扱い方や腕の動きなどの指導を受けながら振り付けを覚えた。初めて舞扇を開いたり閉じたりしたという宿井よし子さん(72)は「すてきな先生に指導していただき、楽しかった」と語った。(甲斐俊作)