ウクライナ紛争、4カ国首脳会談へ 3年ぶりの実現なぜ

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モスクワ=喜田尚
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 ウクライナ東部で続く紛争をめぐり、ウクライナとロシアが仲介のドイツフランスを交えて相対する4カ国首脳会談が12月9日に開催されることが決まった。会談は2016年10月以来3年ぶり。なぜ、実現することになったのか。

 紛争は、ロシアが一方的にウクライナ南部クリミア半島を併合した直後の14年春、親ロシア派勢力が東部の一部を占拠したことで始まった。15年2月の4カ国首脳会談で停戦が合意されたが、その後のロシア、ウクライナの対立激化で履行は暗礁に乗り上げた。死者は1万3千人を超え、国内避難民は150万人に上っている。

 事態を変えたのは、今年春のウクライナ大統領選だった。コメディー・タレントだったゼレンスキー氏が「戦争を止める」との公約を掲げて当選した。5月の就任後、自らプーチン大統領に電話して前政権で途絶えていたロシアとの対話を再開し、4カ国首脳会談の開催を強く求めてきた。

 一方、親ロシア派を支援する…

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