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 かつての京都の特産で、昭和になって栽培が途絶えたブドウの品種「聚楽(じゅらく)」をよみがえらせようと、京都府立大学やワインメーカーが研究を進めている。聚楽の子孫とみられる古樹を挿し木などで増やし、ワイン造りや新品種の育成に役立てる構想だ。

 京都府精華町にある府立大の付属農場。温室の一角に、鉢やポットに植えたブドウが並ぶ。大学院生命環境科学研究科の板井章浩教授(50)が、京都市東山区の民家にある樹齢100年ほどの原木の枝を分けてもらい、ここ2年、挿し木やバイオテクノロジーによる培養で育てている。

 原木は2012年夏、聚楽を探していた山梨県甲州市のワインメーカー、「大和葡萄(ぶどう)酒」の萩原保樹社長(56)が京都を訪問中に見つけた。板井さんがDNAを解析した結果、現在あるどのブドウでもなく、主に山梨県で作られている国内最古の品種「甲州」の近縁だとわかった。

 板井さんによると、聚楽は絶滅…

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