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西武ホールディングス 後藤高志社長に聞く

 鉄道会社にとって、沿線の開発は、利用者を増やすために欠かせない投資だ。西武ホールディングスの後藤高志社長に、埼玉・所沢エリアの開発について聞いた。

 所沢は、西武鉄道を中心とした西武グループの本拠地で、所沢駅は西武池袋線と西武新宿線が交わる要所です。ここでとにかく地域の発展に貢献する。そして、西武グループの発展のために投資をしたいと考え、所沢駅の改装などを進めています。

 周辺では、西武ライオンズの本拠地メットライフドームのボールパーク化を180億円をかけて進めます。2021年3月までに完了します。すでに室内練習場、若手選手の若獅子寮、ライオンズショップができました。バックネット裏にグラウンドと同じレベルで観戦できるVIPラウンジなどを建設中です。

 西武は今年、パ・リーグを2連覇し、来場者は過去最高を更新しました。定期以外で乗車されるお客様も増えています。

 西武園ゆうえんちへの大規模投資も決めました。これも21年の開業をめざします。大阪市のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)を再生した森岡毅氏が率いるコンサルタント会社と組み、議論しています。

 来場者はかつて年間100万人以上でしたが、年々老朽化が進み、半減しています。もう一回、遊園地としての輝きを取り戻したいと思います。

 日本で12球団しかないプロ野球と、西武園という歴史ある遊園地が一体となった一大エンターテインメントエリアにしていきたい。僕も含め、西武グループの夢であり、目標です。

 いままでやると決めて、失敗したことはないんですよ。だからといって、うぬぼれているわけではありません。事前調査、マーケティングを相当緻密(ちみつ)にやり、成算があってやってきました。これもうまくいくと確信しています。(聞き手・南日慶子)