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 国の税金を使い、首相が主催する「桜を見る会」について、菅義偉官房長官は21日午前の記者会見で、自身が推薦した招待者を翌年に再度推薦し、参加していた例があったとして「前年呼ばれた方がまた(参加した)ということは、適切ではなかった」と述べた。

 招待者の推薦をめぐっては、大西証史内閣審議官が20日の衆院内閣委員会で「連続して毎年同じ方が呼ばれることは避けていただきたいとお願いしている」と答弁した。一方で、菅氏は同日、前年の招待者を再度推薦したことがあると語っていた。大西氏が述べた要望について、菅氏は21日の会見で「ルールというより、あくまで配慮事項のひとつ。だめということではない」と話した。

 桜を見る会では、会の前日に、安倍晋三後援会が主催し、首相が出席する夕食会が開かれており、政治資金規正法上の問題を指摘する声がある。首相夫妻や事務所関係者の会費の支払いの有無について問われると、菅氏は「(首相は)参加者と写真撮影をしたのみで食事はしていなかった」と発言。首相夫妻や事務所関係者は「費用も支払っていない」と説明した。