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 10月の台風19号で大雨が降った際、神奈川県が管理する相模川上流部の城山ダム(相模原市緑区)の水位が、設計上の上限ラインの12センチ下まで迫っていたことがわかった。21日に県庁で開かれた「県大規模氾濫(はんらん)減災協議会」で県が明らかにした。城山ダムでは決壊防止のために「緊急放流」が実施されたが、豪雨でかつてない量の水が流入し、ギリギリの状態でオペレーションが行われていた。

 県の説明によると、台風上陸前の10月11日午後2時から水道・農工業用水を確保しつつ、大雨による大量の水の流入を見越して貯水を減らす「予備放流」を開始。ダムの空き容量に余裕を持たせた。

 すでに雨は降り出しており、翌12日朝から大雨でダムへの水の流入量が急増。午後2時過ぎに「緊急放流を午後5時に始める」と相模川沿岸8市町に通知した。その後、午後4時を過ぎて雨量が沈静化。今年6月に運用を始めた県河川課から8市町長への直接連絡(ダムホットライン)で、いったん見送りを伝えた。

 だが再び雨脚が強まり、県は午…

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