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 「Hagex」のハンドルネーム(ネット上の名前)で活動していた有名ブロガーが刺殺された事件は裁判で、面識のない加害者がネット上で一方的に恨みを募らせていった経緯が明らかになった。誰もがネットで発信できる時代、こうした被害を防ぐために何ができるのだろうか。

 事件は昨年6月に発生。インターネットセキュリティー関連会社員岡本顕一郎さん(当時41)が東京から福岡市の勉強会に訪れたところを、初対面だった無職松本英光被告(43)にナイフで何度も刺されて死亡した。福岡地裁は20日、殺人などの罪で松本被告に懲役18年(求刑懲役20年)の判決を言い渡した。

 2人の接点はネットだけだった。

 熊本県で育った松本被告は九州大学に進学。順調な人生と思われたが、難解な英語の文献が読み込めずに卒論が書き上げられず、除籍処分となった。その後は福岡県内の製麺工場で8年間アルバイト。正社員にもなったが、上司の評価が原因で30代半ばに退職した。

 貯金を食いつぶし、両親からの…

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