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 世界陸連(国際陸連から改称)の独立監視部門「インテグリティー・ユニット」(AIU)は21日、ドーピング問題を隠蔽(いんぺい)しようと証拠書類の改ざんなどの不正に加担した疑いで、ロシア陸連のドミトリー・シリャフチン会長ら7人に暫定的な資格(職務)停止処分を科したと発表した。12月12日まで反論の機会が与えられる。

 ロシアのドーピング問題をめぐっては、世界反ドーピング機関(WADA)が12月9日に制裁を協議することにしており、今回の処分がマイナスに働く可能性がある。ロシア選手団が東京五輪に参加できるか、いっそう不透明感が増している。

 今回、世界陸連から処分を受けたのは、ロシア陸連のシリャフチン会長や反ドーピング担当者を含む幹部5人と、2017年世界選手権(ロンドン)の男子走り高跳びで銀メダルを獲得したダニル・ルイセンコ、指導していたコーチの計7人。ルイセンコは昨年6月、12カ月以内に検査未了が3回に達しドーピング違反を宣告された。永久資格停止の可能性もある。

 AIUによると、問題はルイセンコが釈明のために提出した証拠書類にある。医療機関の診断書などが偽造されていたことがわかり、原因の究明に乗り出した。

 15カ月に及ぶ調査では、22…

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