[PR]

 育児や介護をしながら働きやすい労働環境を作るイクボス・ファミボス宣言企業に対する優良企業表彰式が、鳥取県庁であった。建設や小売り、製造などの6企業が選ばれた。

 イクボス・ファミボス宣言は、有給休暇の取得率が高いなど、男女ともに働きやすい職場環境の企業が自ら宣言するもの。イクボス・ファミボスは育児や家族(ファミリー)を大切にする企業のリーダーという意味で県が作った造語だ。今年10月末現在、530社が宣言。毎年、このうち特に優れた取り組みをする企業を県が表彰している。

 江府町の建設コンサルタント業「江府技研コンサルタント」では、幼稚園などへ行く子どもの送迎に対応するため1時間単位の休暇取得を推進。誕生月に有給休暇とは別に休暇1日を与える取り組みもしているという。22日にあった表彰式で同社の浦部明郎・代表取締役は「休暇が多ければ従業員の意欲も高くなる。今後も働きやすい風土を作りたい」と述べた。

 ほかの企業は会社側から短時間勤務を提案することで産休明けの離職者をなくしたり、育児休暇を5日以上取得した男性社員に手当を支給したりする取り組みについて評価された。高橋紀子・県統轄監は「従業員のモチベーションを高めることは企業の戦力にもなる。さらに成長につなげてほしい」と話した。(鈴木峻)