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 東京都足立区発注の区立中学校の工事を巡り、建設会社に便宜を図った見返りに無償で自宅の改修工事をさせたとして、警視庁は22日、同区教育委員会学校施設課主事原田宜寛(たかひろ)容疑者(34)=同区綾瀬5丁目=を収賄の疑いで逮捕し、発表した。地元の建設会社「一新建設」専務の山崎孝一容疑者(57)=同区竹の塚1丁目=も贈賄容疑で逮捕。ともに容疑を認めているという。

 捜査2課によると、原田容疑者は昨年3月ごろ、区立中学校改修工事で一新建設が受注できるように便宜を図った見返りに、同社が行った自宅の外構の工事代金約93万円の支払いを免れた疑いがある。学校施設課が関わる区発注工事の随意契約で、業者の選定に影響力を持っていたという。原田容疑者が主事に就任後、一新建設は複数の同区発注の学校関連の工事を随意契約で受注していたという。

 区によると、原田容疑者は建築会社から転職し、15年4月に技術職として採用されて以降、長年学校施設課主事を務めていた。