拡大する写真・図版 南海電鉄汐見橋線の西天下茶屋駅。ノスタルジックな駅から2両編成の電車が出発していった=2019年11月13日午後、大阪市西成区、筋野健太撮影

[PR]

「まだまだ勝手に関西遺産」

 大勢の人でにぎわう大阪・ミナミの繁華街、難波の外れをトコトコと走る電車をご存じだろうか。

 普通列車しかなく、汐見橋(しおみばし)駅(大阪市浪速区)から岸里玉出(きしのさとたまで)駅(同市西成区)までの4・6キロを約9分で結ぶ。その名も南海電鉄「汐見橋線」。電車はすべて、運転士が車掌役もこなすワンマンカーだ。

 汐見橋駅に向かうため、私は隣接する阪神なんば線桜川駅で降りた。2009年に開業したばかりのモダンな造り。そんな感慨もつかの間、地下ホームを上がると武骨な汐見橋駅が目に入った。外観は白くて角張っていて、まるで倉庫……。周囲の商店やアパートに溶け込んでいて、駅と知っていないと通り過ぎてしまいそうなほど、存在感はなかった。

ログイン後、都会を駆け抜ける汐見橋線のローカルな雰囲気を動画で楽しめます。

 駅舎に足を踏み入れる。券売機…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。

2種類有料会員記事会員記事の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら