[PR]

 エチオピアのアビー首相に10日、ノーベル平和賞が贈られた。エリトリアとの国境紛争を終わらせたことが評価された。アビー氏は授賞式で、「戦争を美化し、ロマンチックなものにしようとする人がいるが、戦争は関わる人全員にとって地獄の縮図だ」と演説し、平和の大切さを語った。

 エチオピアでは1998年に始まったエリトリアとの武力衝突で、約10万人が犠牲になった。軍人出身のアビー氏が2018年に首相に就任すると、エリトリアを訪問。イサイアス大統領と約20年ぶりとなる歴史的な会談を実現させ、和平合意を結んだ。エリトリアとジブチの国交正常化や、不安定な情勢が続く南スーダンなどの周辺国の緊張緩和にも取り組んできた。

 ただ、80を超える民族が共存するエチオピアでは、民族間の対立が根深く、政情不安への懸念は深刻だ。内政では難題が山積したままで、政治手腕が未知数な状態での受賞になった形だ。今回の授賞式では、アビー氏側の意向で通例となっている授賞式前日の会見も行われなかった。

■アビー氏に「期待して…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら