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 1世紀以上にわたって艦船を建造し、2003年に閉鎖された神奈川県横須賀市の「浦賀ドック」で、代表的な建物とされる「機関工場」が、老朽化のため今月から解体される。すでに多くの建物が解体されており、造船の街の象徴がまた一つ姿を消す。

 11月初旬、横須賀市教育委員会による解体前の文化財調査に記者が同行した。

 「浦賀の人にとって心のよりどころ。戦前の工場の風景が残っている点も貴重だ」。市教委の野内秀明さん(62)が、高い天井を見上げて言った。

 所有する住友重機械工業による…

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