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 四国の最西端。細長い佐田岬半島にある伊方町に、昔ながらの藍染めに取り組む夫婦がいる。青い空に青い海。「ここは青が似合う土地」。地域全体を青く染め上げようとしている。

 「ほら、枯れかけていても葉が青いでしょう」。晴れ上がった秋空と同じ色の服をまとった柏木圭子さん(41)と夫の康越(こうえつ)さん(41)が、染料で青く染まった手を差し出す。手のひらの上には、赤い花をつけた青みがかった葉。藍染めの原料になるタデアイだ。

 伊方町の中心部から半島を西へ約15キロ。別荘が立ち並ぶ地区から車ですぐの山中に、2人の畑はある。昨年7月、神戸市から伊方町に移り住み、自分たちで育てたタデアイで藍染めを請け負うブランド「岬藍(はなあい)」を立ち上げた。

 2人とも農業とは無縁だった。…

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