[PR]

 第32回全日本マーチングコンテスト(全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)が24日、大阪市の大阪城ホールであり、東北支部代表として県内から2団体が出場した。中学校の部から出場した田村市立船引中、高校以上の部の帝京安積高はともに銅賞を受けた。

 2年ぶり2度目の出場となる帝京安積は、世界的サーカス集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」の「ジャーニー・オブ・マン」パート1~3を演奏。速いビートと機敏な行進が特徴的なパート1から、パート2では一転してバラード調の曲を情感豊かに演奏。トランペット、メロフォン、トロンボーンと続くソロで観客を魅了した。パート3で3列に並び、重厚なハーモニーを響かせながら一斉に前進すると、会場からは拍手が湧き起こった。

 先月の台風19号で学校が浸水し、練習場や楽器が被害を受けた同校吹奏楽部。「この楽器で演奏できてよかった」。伊藤愛望(あいみ)さん(3年)は笑顔で話した。台風19号で自宅が180センチ浸水し、中2から使っていたアルトサックスも学校で水没。だが部員たちが家の片付けを手伝ってくれ、練習を続けることで前向きになれた。サックスも2日前修理から戻ってきた。「部活が心の支えになっていた」と仲間に感謝した。

 顧問の菊池元(げん)教諭は、…

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら

こんなニュースも