「文書改ざん、二度とあってはならない」 近畿財務局長

嶋田圭一郎
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 財務省近畿財務局の青木孝徳局長は25日、帰省先の愛知県阿久比町で、森友学園大阪市)への国有地売却に絡む公文書改ざん問題などについて「財務省全体で再生プロジェクトが進行している。皆が自由に意見を言い、風通し良く、チームワークで仕事をしていくことを目指す」と語った。

 帰省を機に竹内啓二・阿久比町長を表敬訪問した後、取材に応じた。青木局長は「文書改ざんのようなコンプライアンスの問題は二度とあってはならない。職員がひとりぼっちで追い詰められるようなことがないようにするためにも、普段から皆が自分の意見を言える、『困っている』と言える雰囲気を作っていきたい」とも話した。

 青木局長は愛知県立阿久比高校から東大経済学部に進み、1989年、旧大蔵省に入省。主計局総務課長などを歴任し、内閣審議官を経て今年7月、近畿財務局長に就任した。(嶋田圭一郎)

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